2月から開始した戸建てのリフォームも2階からスタートしたのですがだいぶすっきりしてきました。
最初は階段を挟んで二部屋だったのですが、一部屋になるとだいぶ使いやすくなりそうです。
建築当時の図面が残っていなかったので、計画の段ではどこかに柱が出てくるだろうと危惧はしてたのですが、どこにも柱は出てきませんでした。
図面が残ってない場合壁をめくるまで柱や梁の位置がわからない事がリフォームの一番難しい部分です。
計画の段階である程度想定はするのですが、施主に説明する時に断言できない部分があったりして、特に慎重な説明を必要とする場合が多々あります。
天井の構造材は写真のように組まれていて、うまいことなってるな~と感心しました。
ここらあたりは軽量鉄骨の可変性の良さですね!
そして1階に突入しました。
新しい階段を作るのですが、その前にバリアフリーの状態にする為に床の高さを決めて下地を作っていきます。調整する基準はユニットバスの設置高さ。
今回はユニットバスはさわらないのでユニットバスのドアの敷居を基準として全ての床下地を作っていきます。
これを先にしないと正確な2階と1階の高さ(階高)が出てこないので、階段の一段分の高さ(蹴上)が決まらないのです。
既存にあった床材や根太を一度全てとり新しく根太からやっていきます。
古い建物なのでこの時土台や大引きの状態を確認し、接合されていない所や腐食している所を見つけて対処していきます。
私が現況で不安に思う事を問うと、ことごとく適切な答えが返ってきてその手順で作業をしてもらえるので本当に安心です。
そしてもうええやろと思うぐらい丁寧に接合してくれます。
・・・やっぱりプロですね!地道な作業ですが、いつももくもくとやってくれる厚東(大工)さんには感謝です。
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