日曜日・・・
早朝からの釣りから帰って、疲れきってもうろうとした体をソファーに預ける
半分寝てるのに、意味もなくTVの選局
何も選ぶ事ができず、なんて事でしょうのビフォーアフターにする
リフォームの番組で、同業としては参考にはなるのですが、今ひとつ好きにはなれず
しかし昨日はかなり良かったと思います
お父さんの家が築60年、昔の米兵住宅(古くても格好良い家でした)
なんとか50万円ぐらいで快適な家にしてあげたいと願う息子
息子の暴走族時代の旧友が、おのおの独立して、土木や内装、左官や塗装と営んでるんでしょうね〜
そんな旧友たちが、手伝って予算の中で(労力はおそらく無給でしょう)でリフォームを完成させていました
使える物は徹底して使い、機能的でありオリジナリティーがある優しいリフォーム
旧友たちの熱い思いが内装のデザインまで写し込まれていたような
・・ふと、なぜこの番組が好きになれなかったかと考えると、いつもは予算と実際のリフォーム内容がかけ離れているように思われるのと、余計なお世話が少し多いようなきがして
・・でも、昨日の案件は材料だけならなんとか50万円でできると確信をもてたし、友人の思いがあれば素敵なリフォームが完成できると確信しました
・・そんな提案ができるリフォーム屋になってみたいです
さて、築100年以上の古い建物の飲食店をリニュアルする工事も終盤を迎えました
最初拝見したときは、治す部分が細分化しすぎて図面すら書く事ができず
だいたいの予算で工事をスタートさせてもらいました
そしてなんとか、お客様を迎える最低限の体裁を整えたと言う感じです
施主様はサラリーマンからの転職独立開業で、少しでも初期費用を押さえたいという事で、
店舗部分は我々が施工しましたが、厨房の壁や天井の塗装はご自身でされていました
何日もかけてこびりついた古い古い油を落とし、そして油性ペンキを何度も何度も塗られていました
もう塗装はこりごりです・・・っとおっしゃていましたが、その顔はにこやかでした
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