フレンチのショップの腰壁にエイジング塗装を施しました。
最近、壁紙等にもエイジングされた木目や塗装が剥がれたシャビーな感じの木目等を見るようになりましたが、素材感や立体感は印刷物とでは少し違います。
本物の木材にエイジングとなると手間と費用がかかる事ですが、その分暖かさがでると思います。
腰壁の上部はラスカットを下地に貼り、モルタルで仕上げています。
手コテでコテむらを少し出しながら塗ってもらっています。手作業ならではの味がでればと思っています。
いつもならこの上にさらに樹脂系のジョリーパッド等で化粧をするのですが、今回は下地のモルタルのままでいこうかと思います。
モルタル(セメント1+砂3)だけだとヘアークラックがおこると思うのですが、それも味にはならないかと思っています。※樹脂系は伸縮性があるのでヘアークラックがおこりにくいです。
素朴な素材感だけを期待していますが、あまりにイメージとはなれそうなら少し考える必要があるかも知れません。