こんにちは(Y)です!
以前施工させていただいたオーナー様から新たに、神戸市垂水区で古家のリフォーム工事をご依頼いただきました。
今回も賃貸用として購入されたようで、できるだけ費用はかけずに改装されたいとのご依頼になります。
築年数はおそらく60年程度。柱が露出された真壁仕様に土壁という、伝統的な工法で建てられた木造戸建てです。
工事着工後まずは、このお家の浴室を解体しました。
築年数が経っている戸建てでは、ユニットバスではなく、コンクリートブロック等を使用した在来工法で浴室が作られています。
コンクリートブロックにタイル貼り等、ユニットバスに比べ、解体作業も大変になります。
この浴室を約1日をかけて、解体しました。
今後はこのスペースにユニットバスを設置する予定です。
写真の右側に映り込んでいますが、浴室横の壁を解体した際、壁下地から、竹の骨組みが出てきました。
昔ながらに親しまれてきた壁の作り方は、この竹の骨組みを縄で組み藁などを練り込んだ土を塗り込み作られています。
石膏ボードやクロス等が無かった時代は、壁を作ることにも、かなりの労力と時間がかかっていたと思うと、昔の方々は本当に偉大だと感じます。
この伝統的なお家をできるだけローコストできれいな仕上がりにしていきたいと思います。
工事経過は随時アップ予定なので、また覗きに来てください。