しばらく店舗工事が続いていましたが、久しぶりの戸建のリフォームです。
初見は完全に建替のレベルまで建物自体が劣化しており、一旦は尻込みした現場ですが、施主様からの強い要望もあり、出来る限り綺麗にしたいと思っています。
電気関係も貧弱で、電灯用とコンセント用に2回路しかありませんでした。
エアコンをつけた気配も無く、どうして先住者の方は暮らしていたのだろうと、妙に興味を持ちます。
お風呂も在来仕様の狭い場所でしたが、流石に今回はユニットバスに変更したいと思います。
いわゆる昔からある真壁で壁は竹を組んだ下地に砂泥壁で仕上げられており、家が完成するまで相当時間を要したのだろうと容易に想像ができます。
昔は壁の下地に竹を組む専門の職人さん(主に女性)が居たそうです。
少し環境的に厳しい現場ですが、これも仕事ですから楽しんでやりたいと思っています。