もともと車関係の板金加工をされていた場所を、福祉関連の施設に改装しています。
板金加工の工場ですからシャッターを開ければ即作業場という状態で、外壁がなかったのですが、福祉施設とするため外壁を作ることになりました。
まずは粉塵が凄かった室内を高圧機で清掃し、外壁の位置を決めて、フロントサッシを設置する床を10cmほどはつっている様子です。
なかなか硬いコンクリートを一生懸命はつってくれている職人さんの姿を見ていると、なんだかすごく心に滲みました。
それから軽天で外壁を組み、フロントサッシを設置し、はつった床を再度床の高さを合わせて左官仕上げをした状態です。
これから外壁の仕上げを経て、ガラスを嵌め込む作業となります。
いつも飲食や物販の内装の仕事が中心なので、あまりアルミのフロントサッシを設置したりする工事は少ないのですが、あらためて実物をまじまじ見ると、数十年前のアルミサッシ と違って肉厚感や仕上精度が高くて、少し浦島太郎状態です。
まだしばらくは続く工事ですが、納期もはっきりあるので、しっかり仕上げて行きたいと思っております。